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Little things from daily life-日々のこと

寄り道、道草、脱線

染め織りから脱線してる...と自覚しつつ、 いつもとは違う素材や質感に触れることが楽しくて 夢中になってしまいます。 波間に寄せては返すうちに、柔らかな仄かな光を宿したかような 硝子片は、どれもが美しいユニークなかたちをしていて飽きません。 穏やかに波の音がして、空と海の境に遠く小さく船が見える。 そんな日に波打ち際で見つけた色たちと一緒に、 小さなアクセサリーという、カタチをつくる。 ひと時の道草時間です。 過去のblog、藍48色(13色目)波打ち際の色たち。 ...

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藍-Indigo

藍四十八色/二十八

藍四十八色/紫紺しこん Shikon 華やいだ夜空の色 暗い紫 最も紫みの強い紺色 明治以降、流行色として現れたと言われ、校旗やスポーツ競技の優勝旗の色に使われる 紫紺の優勝旗と言えば、春の選抜高校野球大会の優勝旗。(夏は深紅) 紫根で染めた絹糸。 アメジスト色に染まりました。 ...

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Little things from daily life-日々のこと

あけましておめでとうございます。

Cocon’s works

苦手だったゴシゴシ。

#おうちごはん #晩御飯 #お鍋 #テーブルウエア #鍋つかみ #Winter #dinner #potholders #tablesetting 先のブログに書いた、羊毛のフェルト化作業(縮絨)のこと。 簡単に言うと、羊毛に石鹸を溶いたお湯をかけてゴシゴシします。 羊毛は湿度と温度と摩擦で繊維が縮み絡まりフェルトになります。 このゴシゴシ作業が苦手だった理由は、たぶん当時の私には 羊毛をフェルト化した先の完成形、自分が何をつくるか、 どういう目的のものを作るかを、イメージ出来なかったから。 なのに、ひらすらゴシゴシし続けなくちゃいけない苦痛…。 学生の頃の出来事・印象の影響は大きくて、 触れず、近寄らず、壁は高く溝は深いまま。 だけど、時間を経た今、 漠然と”あたたかいもの”が作りたくて。 そのイメージを持ったまま、ゆるーく考えてみたら 自然とフェルトの方へ。不思議と壁も溝もなくなって。 今まで私と親しくなかった素材と技法で、すんなりと イメージした用途を持つカタチが出来たことに驚き。 こんな風に変わることがあるなら、 他にも、壁も溝もなくなっていることに 気付くことがあるかもしれない。 今まで考えたこともなかった、その延長線上で、 どんな扉が開いていくだろう。 小さなきっかけと小さな発見。 ...

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Cocon’s works

知ってたけど知らなかった糸。

スピンドル/羊毛/単糸/双糸 #handwork #handspun #winter #wool #white #冬 #手仕事 #手紡ぎ 私はどちらかというと、細ーい、細ーい、糸が好きです。 自然素材の伸びやかな空気感と、精練されて作られた人工的な顔。 凛とした静かな艶と緊張感、その程よいバランスを持った糸。 だから、手紡ぎについては遠巻きに眺めている感覚でした。 学生の頃、グループ制作で糸車は触った(撫でた程度)けれど、 織りの方が印象深かった。 素材についても似た感じで、羊毛は課題制作で触れた程度。 羊毛という素材にハマって、生き生きと制作しているクラスメイトを なんだか羨ましく眺めても自分自身はピンとこないまま 羊毛をフェルト化するために、ひたすらゴシゴシする作業を苦痛に 感じながら、とりあえず制作し課題をこなした記憶があります。 でも最近、私の中のなにかのチャンネルが変わったようで、 急に”手紡ぎ”と”羊毛”に引き寄せられました。 技法と素材の、自由さや柔らかさや暖かさ…でしょうか。 理由は自分でもよく分からないけど。 くるくる。くるくる。くるくる。くるくる。くるくる。 スピンドルで、糸を紡ぐ時間が多くなりそうです。 ...

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Cocon’s works

新しい名前。 About new name.

試行錯誤する中、 なにか軋んでいる... しっくり噛み合わない… と感じることが多くなりました。 どうしてだろう?どうしたいんだろう? 想いや考えを巡らせ、名前を変えることに。 (↓過去記事) 名前の由来1 名前の由来2 名前の由来3 今までをまっさらにして、全く別の新しい色に 塗り替えるというイメージではないから、響きが 気に入っている(ここん)の呼び方はそのまま。 柔軟さや女性性をもっと大切に、と女性文字である 平仮名で「ここん」にと考えましたが、 まだなにか違う。 染めとか織りとか、そういった方法論ではなくて。 自分の想いをもっとシンプルに、さらに根本に 掘り下げてみると、学生時代に講義の中で聞いた 「糸は夢への鍵。」という言葉が…。 あー…、そうだった。 聞いた時の、グッと掴まれた感覚を思い出し...。 それと同時に「紺」という漢字の「甘」が カンヌキだったことを思い出し…。 (名前の由来2 参照) そしたら、「糸」が鍵に見えてきて。 壁ではなく、見えなかった扉を見つけて そしてそれを開けられるような、そんな気がする。 そんなこんなで、 平仮名の「こ」と 漢字の「紺」で、 「こ紺」です。 よろしくお願いします。 I changed my name to こ紺. This name is same sound with previous name 紺々. At first I was supposed to named ここん by all hira-gana. Hira-gana is female...

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Little things from daily life-日々のこと

ぷくぷくぽっぺのおふくさん。

おやつです。 今日は節分。季節感のある綺麗な和菓子とちょっと渋めの緑茶。 和みますねー。 和菓子は、福屋さんのもの。 お福さんがいいお顔。 ...

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