藍のみどり葉染め
9:00梅雨が明けて晴れの日が続き、じんじんと暑くなってくる頃
育てた藍の葉を摘み取り、みどり葉染めをします。
※みどり葉染めとは、生葉染めのことです。
生き生きとした葉っぱから色を取り出し染める方法ですが、
確かに生の葉っぱなんだけど、あの瑞々しい植物の力を
分けてもらう染め方と、言葉のイメージが合ってないような気がする…。
と思い、私は”みどり葉染め”と呼ぼうと勝手に決めました。
みどり鮮やかな葉を摘み取ります。
摘み取った葉をミキサーにかけたものを、濾すための袋に入れて
ぎゅーっと絞りだします。
シルクやウールなど動物性繊維はこの染液で染められますが、
今回染めるコットンは植物性の繊維なので、藍の染液に
ソーダ灰とハイドロを入れて染めます。
事前に絞りをしておいた布たちが、爽やかな空の色に染まりました。
ぎゅーぎゅー力を入れて絞ったので、いつの間にか
ビニル手袋の先が破れていたみたいです。
人間の皮膚ですから、動物性。染まってしまいます。
でもこういうの、達成感みたいな感じでちょっと嬉しいものです。
※藍を育てる
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